甘酸っぱい夏の初恋のお話

私の初恋は高校1年生の夏でした。私は水泳部、彼女は吹奏楽部。

夏の暑い日、外のプールで私が練習しているところを、4階の音楽室の窓から彼女がこっそりと応援してくれいてたのは良い思いでです。

初恋というものは年がいくつ経っても忘れることは無いだろうな、と私は思います。

水泳部の部活が終わるのはいつも遅く、吹奏楽部の練習の方がいつも先に終わるので、彼女はいつも駐輪場で私を待っていてくれました。

そして自転車に2人乗りし、「先生にばれないようにしなきゃ!」と笑いながら川沿いの道を走って彼女を家まで送って行くのが日課。どんなに楽しかったことか。

今考えてみると、絵に描いたような青春でした。時には川沿いの土手で話しに夢中になり、気づいたら夜の10時まわっていた!なんてこともありましたね。
次の日も学校なのに、私はそれから自転車で1時間かけてまた家まで戻って。。。

毎日10キロ程泳いで、さらに12キロの道を自転車で通学していたのにも関わらず当時の私はとても元気でした。不思議ですね。

一緒に行った夏の花火大会も忘れられない思い出です。浴衣を着た彼女の姿、今考えれば高校1年生なんてとても幼いのに当時の私にはとても大人に見えました。

一緒に屋台でわたがしやフライドポテを買って、夜の校舎のベランダに侵入し音楽室のベランダで花火を見ました。

「誰も居ないから俺たちで花火独り占めだね!」なんて無邪気なことを話しながら2人で仲良く腰を並べた日、そんなことはこれからの人生もう無いと思います。

そして月日は経ち、高校3年生になりました。通っていた高校は進学校だったため、生徒は全国の大学や専門学校に散って行きます。

そう、とうとう私たちにもその時が来たのです。彼女は山口へ私は大阪へ進路が決まり離れ離れになりました。

距離というのは残酷なものです、2人の仲は気づかないうちに離れていきました。今では私にも新しい彼女ができ、彼女にも新しい彼氏がいます。

現在連絡も取り合う事も無くなり、その記憶だけが私の頭の中を時々よぎるのです。。。

お互い初めての彼氏、彼女、初めてのキス。。。そんな甘酸っぱい私の青春の1部をお話をさせていただきました。